Bellevie 営業所ニュース パルファン メールマガジン 6月号 2023年05月25日 (木)

ベルヴィ営業所のゆかりです
 
私の父は5年ほど前から肺に重い病気を抱えてしまいました。
 
父の部屋にはいつも呼吸器系に良いとされる
ブルーのパルファン、パルブルーをアロマランプで焚いていました。
 
今年のはじめに救急搬送され、かなり危険な状態でしたが
一ヵ月半ほどの治療のすえ、奇跡的に退院でき
自宅に帰ることができました。
 
自分の部屋に入ったときの父の第一声は
「ああ、いい香りだ」でした。

いつもの様にパルブルーを焚いた部屋は、
病院には無かったいつもの香りだったのでしょう。
 
その日から、自宅での介護が始まり、父の部屋はICUと化しました。
 
すでにできる治療の無い中、
パルブルーだけは、けなげに父の呼吸を助けてくれていました。
 
アロマランプにパルファンを注ぐとき、
私はいつも、「パルファン、ありがとう!父の肺に届いてね。」
と願いをこめました。
 
父のためにまだできることが有る。
パルブルーの爽やかな香りは
私たち、介護をする側にも、望みをくれました。


 
どこも痛いところも無く
苦しみもがくことも無く
父は、最期に小さく微笑みすら見せてくれました。
 
アロマが父の病気にどれほど効果があったのかなど
知る由もありませんが
確実に、父と私たちの傍らで、
いつでも癒し続けてくれていました。
 
父の部屋にはまだかすかに父の匂いが残っています。
 
そしてパルブルーの香りは、大好きだった父の記憶とともに
大切な香りになりました。

記 ベルヴィー営業所 ゆかり
参考になる
20
楽しかった
13
応援する
19
素晴らしい
20
感動した
31